太陽光発電モジュールの危険な状態例

太陽光発電所の保安規定により、主任技術者は置いていても清掃は業務範囲外の場合があります。
下記は手入れをせず放置した結果、著しく発電効率を落としてしまう代表的な例です。異常が見られない正常な太陽光モジュール(パネル)を故障させてしまう原因になります。

パネルの隙間から生えた植物

太陽光モジュール(パネル)の隙間から生えた植物は、パネル上に影を落とします。この影の部分の温度が非常に高くなるため、放置すると故障の原因になります。

パネルの上に乗った枯れた植物

太陽光モジュール(パネル)の横に生えていた植物が枯れてモジュール上に乗ってしまっている例です。こちらも放置すると危険です。

鳥の糞尿

鳥の糞尿も異常発熱の原因となりますので、定期的に太陽光発電モジュール(ソーラーパネル)の点検を行う必要があります。

検査対象

多い例ではありませんが、まれに動物の死骸が太陽光発電モジュール上にある場合があります。死骸の部分が影になるため、異常発熱の原因となります。

カラスによる投石被害例

カラスによる投石被害例です。以外かもしれませんが、割とよくあります。このような状態を放置しておくと、やがて重大なエラーへと発展する恐れがあります。

モジュールのひび割れ

紫外線の影響でモジュールの表面が細かくひび割れしてしまうことがあります。発電効率は落ちますので、パネルの交換を検討する必要があります。

下記は汚損などを放置した結果、太陽光発電モジュール(ソーラーパネル)が溶損してしまった部分を裏側から撮影した画像です。
モジュールは難燃素材のため燃え広がるケースは少ないと考えますが、燃えカスが枯れた下草に燃え広がり、昨今問題になっている山火事に繋がることも考えられますので、定期的な点検は必須と言えます。

溶損した太陽光発電モジュール(ソーラーパネル)
溶損した太陽光発電モジュール(ソーラーパネル)

異常が出た太陽光発電モジュール(ソーラーパネル)は、そのモジュールの発電効率を落とすだけでなく、異常出た場所や内容によっては全く発電しない場合もあります。溶損したパネルなどは、その位置によってはアレイ(モジュールが集まって一つの島のようになったもの)単位で発電できなくなるケースもあり、発電所全体での発電効率を下げる要因となります。

また、上記のような植生や汚損による原因だけでなく、品質の低い太陽光発電モジュール(ソーラーパネル)を使用する事で、著しく発電効率を落とすケースもあります。

下記は2025年に撮影した太陽光発電所です。
海外製の太陽光発電モジュール(ソーラーパネル)を採用しており、耐久性の低さからわずか9年で相当数の太陽光モジュールにエラーが見られました。

この例では発電所全体の約30%のモジュールで異常が検出されました。国産モジュールを使用した手入れの行き届いた太陽光発電所では、経験上9年程度では殆どエラーを検出しませんので、価格の安さから安易に粗悪なモジュールを使用すると、計画通りに利益を挙げられなくなりますので、かなり注意が必要です。


場所の特定を避けるため、一部だけ表示しています。

SKYAXISでは、ドローンを使用した全国の太陽光発電所の赤外線撮影をお受けしております。発電設備の電源を落とすことなく点検ができますので、ご興味がありましたらお気軽にお問い合わせください。

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